コレクション: ティエリ&オディール・バザン(Thierry et Odile Bazin)

 このシャトーはボルドーより45km離れたMedoc地区の対岸に位置するSaint-Genès de Blayeに在ります。粘土石灰質の良質の土壌を保有するこのシャトーは、Paul-Emmanuel Boulméによって1995年から近代的な設備を導入、15年かけて品質を改善して来ました。そして最良の品質のワインを生産するに至り、彼の祖母である名を冠した「Noémie」が生まれました。
 2011年にこのシャトーの運営はオディールとティエリ夫妻に引き継がれることになりました。醸造家であるオディールはこのシャトーのワインに惚れ込み、その醸造方法を学ぶためにしばらくの間このシャトーで働いていました。そして、跡継ぎがいなかったこのシャトーを購入することを決断したのです。
 パリの三ツ星レストラン「アラン・デュカス」等でサービスされた評価の高いワインです。その味わいは口内にメルローの旨味ある果実味が広がり長い余韻が鼻腔の奥に留まります。彼女は双子でありボルドー大学醸造学部を卒業したエノロジストのJacques Chardatをサポートのために招き入れ、更なる品質改良を重ねて行くこととなりました。Jacquesは隣の村にあるChâteau Lacaussade Saint-Martinを所有しています。フラッグシップワインであるレ・カイユのその土壌はメドック地区と同じ砂利と粘土質です。ある丘の上の土壌のみが砂利質であり、40年程前にカベルネ・ソーヴィニヨンが植樹されました。その先見性と努力により現在の成功へと至っているのです。その砂利質の丘をとりまく粘土質の土壌にメルローが植えられており、ノエミが造られるブドウが収穫されます。レ・カイユの収穫は全て手で収穫し選別されます。そして年平均2000本と大変少ない生産となっています。

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