ソムリエが教えるワインのあれこれ【第1弾】:夏場、白ワインは冷蔵庫で保管していいの?

こんにちは! ベリータワインのホームページを担当している「K」です。 今回から少しずつではありますが、お客様からいただいたご質問、あるいはよく話題に上がるワインのあれこれについて解説していきたいと思います。 

さて、記念すべき第一弾ですが、それは暑い夏場特有の、 「白ワインって、冷蔵庫に入れてもいいの?」 という、お客様からよくいただくこの質問。 結論から申し上げますと、はい、保存可能です。ただし、いくつかの注意点があります。 今回は白ワインの正しい保存方法を、開封前と開封後に分けて解説します。

開封前と開封後の保存方法

開封前は、理想として12〜16℃の涼しくて暗い場所での保存が適しています。床下収納やワインセラーが理想的ですが、一般的なご家庭でワインセラーがない場合には冷蔵庫に入れても問題はありません。 ただし、低温すぎる環境が長く続くと風味に変化が起こる可能性がありますので、その点だけご注意ください。 開封後は必ず冷蔵庫で保存します。酸化を防ぐために、キャップやワインストッパーでしっかり密閉し、ボトルは立てて保存してください。可能であれば、2〜3日以内に飲み切るのが理想です。

白ワインの保存で気をつけたいポイント

温度変化には注意が必要です。冷蔵庫と室温の出し入れを繰り返すと劣化の原因になります。 匂い移りにも気を配りましょう。冷蔵庫内の強い匂いがする食品(キムチや玉ねぎなど)とは離して保存してください。 また、光にも弱いため、直射日光や蛍光灯の光が当たらない場所で保存することが大切です。

白ワインをより楽しむためのポイント

飲む10分ほど前に適温に戻すと香りがより引き立ちます。適温はワインの種類にもよりますが、一般的には約10〜12℃といわれております。 料理との相性も楽しみましょう。チーズ、白身魚、シーフード、サラダなどと合わせると、白ワインの魅力がさらに広がります。

夏場におすすめのワイン

ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュル・リーは、軽やかな飲み口と爽快なフレッシュ感を特徴とする白ワインであり、夏の季節にふさわしい一本です。

 

まとめ 

白ワインは冷蔵庫で保存可能ですが、開封前と開封後では保存方法が異なります。特に開封後は酸化に注意し、2〜3日以内に楽しむことが理想です。正しい保存と温度管理で、白ワインの美味しさをより長く味わいましょう。